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第14便 シリーズ「日本で報道されない中国のニュース」第一回 その二 [日中問題]

 前回に引き続き本多立太郎氏の話。今回は氏が「謝罪の旅」を終え、日本へ帰国する前に受けている、新華社の記者からのインタビューを取り上げる。

        

記者「あなたが中国へ謝罪に来たのは今回で三回目だが、前二回とは何が違うのですか?」

本多「今回は私一人で来た。前二回は「ピースボート」で来たのです。「ピースボート」とは世界平和に尽力している団体です。今回の私のこの謝罪旅行はいかなる組織も代表していない。言ってみれば「侵略戦争に加担してしまった老兵」である私自身を代表して来たのです。
    盧溝橋で跪いた後、多くの人が私に尋ねました。「あなたは跪いて立ち上がりましたね?心境はどうですか?」と。
    その質問に対しては「非常に落ち着いている」と答えてます。自分がしなければならないと思ったことをしているからなのです。
    日本が中国を侵略した戦争の中で、私は中国の人々に対して罪を犯しました。60数年の間この罪悪感は私の心の中にずっと残り続けていました。「跪く」という行為は私の気持ちを表現しているのです。「このようにしろ」と要求されてやったことではなくて、自分の気持ちから自然にしたことなのです。

記者「謝罪旅行を終えて帰国して、どういった活動をする予定ですか?」

本多「帰国後、中国で見て聞いたことを全て日本国民に伝えるつもりです。日本の国民に中国の人々は本当に親切で、正直で、広い心を持っていると伝えたい。私が中国人の捕虜を殺したことを打ち明けても、謝罪の気持ちを表すと、寛容に接してくれました。
    私は手製の新聞を発行しています。「わんぱく通信」と名づけていますが、毎月2回発行して、ニュースと社説を掲載しています。社説は私が書いているんですよ。新聞は郵送で発行していて」、私が自分で読者を増やしていったのです。その新聞は毎回300部発行していて、私の中国での経験全てを詳しく記述しています。
     今回中国に来て、初めて北京上海、江蘇省の金壇に行きました。60数年を経て、中国 は天地がひっくり返ったかのように変わってしまった。川の流れや緑林の色以外全て変わってしまったように思います。」

   

記者「今後機会があればまた中国に来たいですか?」

本多「私はもう91歳になる。92歳まで生き続けられるか分かりませんが、もし機会があればぜひまた来たいと思います。北京、上海、金壇で、または60年数年前に見た川辺を、村を、橋を一人で歩いてみたい。
    再三強調しますけど、中国に来たのは旅行ではなくて、戦争があった場所でじっくりと過去を振り返ってみたかったのです。中国の人々と話をしてみたかったのです。
    私は日本国憲法九条改正と自衛隊の軍拡には大反対です。もう戦争は起きて欲しくな い。

   

記者「あなたがいちばんしたいことは日中両国の若者に話をしたいということであることはよく分かりました。今回の謝罪の旅は終わりに際して、彼らには何か期待したいことはありますか?」

本多「彼らにはお互いの立場を思いやって考えて欲しい。これは日中関係の発展に役立つでしょう。お互いに理解し合って、世代間の友好を深めて欲しいと思います。」


 次回は本多氏が人民網の記者の取材を受け、人民網BBS「中日論壇」にてサイト利用者とオンラインでやりとりしたことを取り上げます。
朝日新聞のサイトからリンクは張られてるが、まとめて記事になっているだけで、詳細は中国語版「人民網」を見ないとさっぱり分からないので。


第13便 シリーズ「日本で報道されない中国のニュース」第一回 その一 [日中問題]

 前回の記事を更新して早二ヶ月・・・。個人的には就職し新生活が始まって、ブログを放置してしまうに相応しい環境に身を置くことになってしまった・・・。しかし二ヶ月も更新を怠っていたのは就職し忙しくなったからではない。

 中国で起きた一連の反日デモの情勢を見守っているうちにあっという間に二ヶ月も経ってしまったのだ。

 中国で起きた一連の反日デモの情勢を見守っているうちにあっという間に二ヶ月も経ってしまったのだ。反日デモに関する政治家の発言、新聞・テレビの論調をそのまま鵜呑みにするほど、オレは純粋ではない。もうちょっと冷静に建設的に事態を考えることはできないだろうか。

 日本の報道だと皆口をそろえて、「中国は共産党の一党独裁体制で情報統制され真実が伝わらない」と言うが、毎朝中国ヤフーのニュースをチェックしていると中国のニュースでは大きく扱われていて、日本では取り上げられてない日中関係のニュースがけっこうある。ここではこれらのニュースを取り上げてみたい。こういう時は憶測で考えず、事実を積み重ねて考える必要がある。

第一回「盧溝橋に跪く元日本軍兵、本多立太郎氏」の話 その一

2005年5月19日午前10時45分、盧溝橋

 日本から来た老人が、風が吹き、凹凸の目立つ橋をゆったりとした足取りで歩き始めた。橋の中ほどで彼は当然膝を付き西南の方向に向かって黙って頭を垂れた・・・。


 彼は91歳の元日本軍兵士、本多立太郎氏である。彼は60年とちょっと前のあの戦争で犯した罪を中国人民に向けて謝罪をする為に跪いたのだ。

「当時、私は日本の朝日新聞で働いていた。日本のメディアは、日本軍は日本国民を守るためにやむを得ず戦争をしていると報道していた。それを信じる人もいれば、疑う人もいた。私もその1人だった。当時軍国主義勢力は日本国内に蔓延っていて、日中戦争の全面化のきっかけを企んでいたのだ。」

「私は中国人の捕虜を1人殺した。彼は両手を縛られていて、こっちを向いて笑ったんだ。夕日が当たって金色の顔になってた・・・。」
日本軍の将校が軍刀を振り回し、「早く彼らを処理しろ!」と力の限り叫んでいた。私はぶるぶる震えながら、彼の胸に刀を入れた。彼は「ぎゃー」と叫び、長江の大波の中に消えて行った。その血が長江の中で逆巻いていたよ。四方に死体が転がっていた。それが我々が犯した罪だったのです。」

 私は彼のその叫び声と金色の顔を永遠に忘れることはできないだろう。

 悪夢から覚めたのはとある早朝であった。1986年2月から、氏は日本国内で講演を始めている。日本の軍国主義勢力が侵略戦争を起こしたその罪を打ち明けている。今までで1027回講演に廻り、聴衆は18万人にも達する。

 その後、2003年5月と2005年の1月と2回に分けて、本多氏は南京に赴き謝罪をしている。

 2005年5月16日、本多氏が自費で中国に謝罪に来たのは今回で3回目だ。北京に来たのはこれが初めて。当時日中戦争の発端となった場所、盧溝橋へ初めて来たのだ。

「妻は私が中国に来ることを渋った。しかし、日中関係が張り詰めている今だからこそ、私は行かなければならないのだ、と言ったよ。私は世界の人々に教えたい。日本国民の大半の人々は右翼連中とは違うということを。」

「日本は中国を侵略した。謝罪すべきことは謝罪し、賠償すべきことは賠償すべきだ。日本の青年には中国の青年と仲良く付き合って欲しい。一人の90過ぎの老人として、罪を犯した人間として、日中間に二度と争いが起きないことを望みます。」

 本多立太郎 、一人孤独に謝罪を続ける彼は、盧溝橋にて跪き謝罪をした後にこのように語った。
                

以上5月19日付 新華網より

今後数回に分けて日本で大きく報道されなかった、この本多立太郎氏の話を取り上げます。


第12便 狭小なナショナリズムに負けるな!中国・成都のイトーヨーカ堂! [日中問題]

  中国のサイトは日本のものと比べてニュースのボリュームが段違いに多い。
  ここ2、3日その3分の1くらいを割いて、賑わしているのが、この類のニュースである。

一、日本の国連常任理事国入り反対
二、日本の教科書が歴史問題を依然として歪曲し、侵略を美化している
 
 という理由で中国の一部の人達は日本商品の不買運動を起こしている。

 例えば河南省鄭州では三菱、松下、NEC等の日本企業が生産している携帯電話の不買・不売運動を行っている。日本企業のケイタイの模型や広告も全て撤去された。

 さらに「保釣」という尖閣諸島が中国のものだと主張しているグループが煽って、さー大変、1千名を越える人達が署名運動に加わり、サイト上でああだこうだ言い合ってるらしい。

 そしてとうとうオレが留学していた第二の故郷成都でも

 

ヨーカ堂襲撃、ガラス割られる =日本の常任理入りに反対、数人拘束-中国四川省

 【北京3日時事】中国内陸部の四川省成都市で2日午後、日本の国連安保理常任理事国入りに反対する若者ら20~30人がイトーヨーカ堂1号店を襲撃し、投石やパイプを使うなどして1階ショーウインドーのガラス3枚を割った。けが人はなかったが、警察官も出動し、数人を拘束した。重慶の日本総領事館やヨーカ堂関係者が3日明らかにした。  中国ではここ数年、靖国神社参拝問題などを受けて国民の反日感情が高まっているが、日中関係筋によると、日系企業が襲撃を受けるのは極めて異例。  (時事通信) - 4月3日21時1分更新

 

 というような事態に発展してしまった。

 成都のイトーヨーカ堂は一番の繁華街にあり、ここでは立派な百貨店だ。日本のものよりもずっと繁盛している。

 友人に言わせると「成都にイトーヨーカ堂が来るまでこの町には「いらっしゃいませ」という言葉は存在しなかった。社会主義の悪しき弊害が残り、店員は客に「買わせてやってる」という感覚で商売をしていた。
 しかしイトーヨーカ堂できてから、日本の教育を受けた店員が笑顔で接客をしてくれた。それから変わったんだ。」

 というくらいに成都の町に溶け込んでいるのだ。

 成都にはさらにイトーヨーカ堂二号店もある。そこはオレが留学を始めてして1年後に開店した。その近くにはカルフールもどきの中国資本スーパーがあり、ヨーカ堂に比べて、客は少ないし、店は汚いし、品数は少ないしで全く勝ち目はない。
 そこでやることと言ったら、またこの理屈で戦時の写真を持ってきて、「日本がわれわれを侮辱した」の一点張り。

 成都は他の都市に比べると特に小売業で外資を積極的に誘致している。イトーヨーカ堂、カルフール、ドイツ資本のメトロ。

 こんな狭小なナショナリズムに負けるな!イトーヨーカ堂はずっと前から成都にしっかり根を下ろして商売しているのだ。日本の商品が好きな中国人だってたくさんいるのである。

「オマエら日本の商品なしで生活できるのか?」と言ってやりたい。


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第11便 中国のニュースに見る「世界都市物価高ランキング!」

 中新網に配信された、イギリスの経済学者による、半年間の世界130都市に及ぶ「世界都市物価高ランキング」調査の結果、

 この一年で最速の速度で物価が上昇した都市 ロンドン

 一方アメリカの都市はドル安の影響で軒並み順位を下げていた・・・。ニューヨークは一年前の13位から23位へ後退!

 そしてお待ちかね、「世界都市物価高ランキング!」指数はニューヨークを100としております。

 
  順位      都市名            国       指数

   1        東京            日本       141
   2      大阪神戸          日本       136

   7       ロンドン          イギリス      121

   12       香港            中国

   19     シンガポール       シンガポール

   23     ニューヨーク        アメリカ       100

   25       ソウル           韓国
           シドニー       オーストラリア

   39     オークランド      ニュージーランド    91

   44       北京            中国
           台湾
   46       上海            中国        86

 

 

   86     ジャカルタ          インドネシア    68

   90     ホー・チ・ミン         ベトナム      66

   98      ハノイ            ベトナム      62

  102      バンコク             タイ       60

  120     ニューデリー           インド
          カラチ            パキスタン

  123      マニラ             フィリピン     38

 最下位    テヘラン             イラン       32

 

 残念ながら、イギリスで発表されたであろう、元々の結果は中国のニュースでは表にされておらず、文章で主にアジアの都市を比較して発表されていた。ここにはアフリカや南米都市は一つもない。正直信憑性に乏しいと思う。

 日本でこの種のデータが公表されるとアメリカ、ヨーロッパの大都市と日本の都市を「同じ先進国」という文脈で比べるのが常だが,中国は違う。比べる対象はアジアなのだ。この中国で公表されたデータはパリ、ベルリン、モスクワは無かったけど、アジアの主要都市はほぼ網羅されている。

 

 海外と日本を比べると誰しもが感じる。「日本はなぜこんなに物価が高いんだろう?」と。

 その分給料も高いのだが、ある作家がこんなことを言っていた。

 「日本で暮らしているといつも思うんですよ、なんでこんなに一生懸命頑張らないと「普通に」暮らせないんだろうって。だって他の国にはたいして仕事をしてなさそうだけど、凄く楽しく暮らしている人がたくさんいるでしょう?」

 要するに日本では一般的に会社に勤めたり、自営業で「身を削って」日中働かない限り、「まともに」暮せないことを嘆いているのだ。

 私見だがライフスタイルとは世界において三極化しているように思う。

 

パターンA

  最低限働いて、あとは自分の時間と生活を楽しむ
            ↓
だから発展途上国はいつまで経っても発展途上国

パターンB

 みんなが一生懸命「身を削って」働いて、頑張る
           ↓
 世界に名だたる経済大国になったけど、自殺や過労死が多い。

パターンC

仕事も頑張って、休むときはパーッと遊ぶ
            ↓
  まさに理想的だけど、そうはなかなかうまくいかない

 

 ライフスタイルとは人の数ほどある訳で、「何をもって幸せと考えるか」とは本当にひとそれぞれ。

 一番やっかいなのは自分のその価値観を人に押し付けることである。

 昨年12月18日、上海から新・鑑真号に乗り、オレは帰国の途に着いた訳だが、その際一緒になった、神戸在住で上海に2人目の奥さんがいるというおっさんに言われた。

 「キミ中国なんかに留学して、両親は何にも言わなかったの?仕事もしてないんでしょ。これからどうするの???」

 一ヶ月後、1月21日
 神戸に本社がある某一部上場の商社の入社試験を受けて、最終面接であえなく落選。その際に社長・役員・人事本部長に囲まれ、またも言われた。
「会社を辞めて留学したなんて、両親には何も言われなかったの?大丈夫なの???」(彼らはこの内容を関西弁の強い口調で言い放った。そしてこう言われ続けながらなぜか最終面接まで進んだ。)

 それくらいしか会話がないのかもしれなかったが、こういう人間に会うと本当に不快になる・・・。

 だからオレはオレが考える尺度で自己満足でいいから「幸せ」を掴むしかないのだ。そして神戸のおっさん連中のような、あんな大人には絶対なりたくない。


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第10便 中国の有名観光地の入場料は軒並み上昇中! [中国社会事情]

 「「客が多いときは値上げする。客が少なければ値下げする。」これは旅行業界の常識だよ。」と昨年国慶節(中国の建国記念日で10月1日。これから一週間くらいは全国的に長期休暇になる)の前日に宿泊先のホテルの人に言われた。
 事実オレ達が泊まっていた部屋はその当日は100元(約1300円)、その翌日からは180元(約2340円)だったのだ。


 ニュースによると中国の有名観光地の入場料は軒並み値上げされるらしい。

 張家界黄山九塞溝等の有名観光地の入場料は軒並み値上げされる。例えば張家界は4月16日から中心となる武陵源風景区と合わせて入場料が160元(約2080円)から245元(約3185円)になる。
 
  入場料値上げ計画一覧表
    
  張家界           160元→245元
  黄山             135元→200元
  広東・丹霞山         60元→100-120元
  井岡山            100元→156元
  アモイ・コロンス島       タダ→入島料80元
  蘇州の庭園          30元→70元
  周庄              60元→100元

 他にも北京の観光地、故宮、頤和園天壇公園、万里の長城・八達嶺など値上げ検討中。

 北京を初め都市のパックツアーに影響を与えるが、今は閑散期で、その影響はまだ明確に分かってない。

 留学時代学校の授業でニュース番組を聞く授業があった。
 そのなかで耳にタコができるほど聞いたフレーズが「中国の旅行観光業は現在世界第三位で、今後は国を挙げて世界最大の旅行大国を目指します」というものだ。
 これから北京五輪、上海万博が控えさらなる飛躍は間違いなしだろうが、すでに盛況なのか、中国の観光地の入場料は本当に値上げの一途を辿ってる。

 最も嫌らしいのは現地人だけただ同然で、外国人だけその何倍も払わなければならないこと。

  例

      ラサ・ポタラ宮 現地人 1元  外地人と外国人100元
 
 世界遺産がたくさんあり、未だキチンと観光地化されていない場所もたくさんある中国。
 「美不勝収 すばらしいものがあまりにも多くて見切れない」のだが、それをいいことに値上げするのはやっぱり旅行業の常識だからか!
 
 それでも日本円にするとまだまだ安いなぁ。
 


第9便 愛知万博のインフォメーションセンターには4ヶ国語を操るロボットがいるらしい。 [語学]

 中国のヤフーニュースで発見。日本語、英語中国語韓国語を操り、二千以上の回答パターンがあるとのこと。羨ましいなー。オレも頑張ろう!機械に負けてたまるか!
 中国でも今回の万博への関心は高いようです。


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第8便 性転換者として中国で初めて結婚した人は成都で理髪店を始めたらしい。 [中国社会事情]

 2004年5月1日に全国初の性転換者として注目の中結婚式を挙げた、双流(成都の郊外で飛行場がある町)の性転換者章さんと崇州の青年楊さんは、春節前まで離婚の危機にありながらも持ち直し、この度成都で理髪店を始めました。

http://cn.news.yahoo.com/050307/346/29or5-img.html

 章さんによると一万元(約13万円で半年の部屋代込み)でこの小さな理髪店を譲り受けたそうです。その一万元は2人でこつこつ貯めた五千元と姉から借りた五千元だ。2人の手持ちは210元(2500円ちょっと)しかない。

 2人は仕事を完全に分担している。章さんが髪を切り、楊さんは家事を担当している。「楊さんは物事の限度が分からず、洗髪すらできない。面倒を起こさなければいいのよ。」章さんは言う。

 郊外の双流から大都市の成都に突然やって来て顧客もいず、果たしてやっていけるのか。2人の店は3月11日開店だ。

 今回は要約して訳した。2人の馴れ初めも離婚寸前だったという理由も分からず、あんまり面白くない。

 昨年の5月1日、オレは成都にいたけど、このニュースはつゆ知らず。このときは確か重慶で60くらいの女性と30歳くらいの男が結婚して、話題になっていたような覚えがある。
 性転換者が中国社会で受け入れられているのか?どうだろう?成都の大石北路にあるというこの店に行ってみたい。
 やはり男が約四千万人も余っているんだし、男だけでも六億六千万人もいるんだからいろいろな人がいて当然だよなー。


第7便 中国ではこのたび超音波による胎児の性別判断が禁止されるらしい。 [中国社会事情]

 中国人は世界で最も多い。13億人もいる。割合では地球上の総人口の約4人に1人が中国人であることは周知の事実だ。

 今から約300年前の清朝中期から人口は徐々に増え始め、約150年前の清朝末期に大爆発!極めつけはまだ毛沢東が主席だった文化大革命前、1960年代初めの中国の人口は6億人だった。今の約半分である。
 その当時毛主席は学者が献上した人口抑制政策に耳を傾けなかった。小説『ワイルドスワン』に登場してくる主人公の母親は普段は夫婦共に革命活動に忙しく、夫と同居していないのに妊娠ばかりしている。そして妊娠していても「農民もそうしているから」との理由から農村に赴き革命の宣伝活動に身を捧げていた。

 文化大革命時代を描いた小説やコンサートで聞いた革命歌には「6億の同胞の為に・・・」というフレーズがたびたび登場。その6億が8億、10億、12億、そしてつい最近13億と増え続け40年で人口は倍以上になってしまった。

http://searchina.ne.jp/business/005.html

 日本のメディアは世界最大を誇る13億の中国人の可能性ばかりを誇張し報じているが、実際に中国で暮らしてみると、中国人はその人口の多さに苦しんでいることに気がつく。街中で目にするのは赤い看板に描かれた「人口抑制」を謳うスローガンだ。

「もっと人口が少なかったら、生活水準が高かったのに。」「人が多すぎて仕事がない」等等  

 事実中国西南地方では屈指の名門である四川大学でさえ、大学生就職に苦しんでいる。だから大学は起業を薦めているとのことだ。

 中国の一人っ子政策が効果が出始めるのは2046年以降から。人口16億人まで増え続けるという学者の見解を先日読んだ。

 そして男女の数の差。男性の方が女性より約4千万人も多い。そりゃ農業社会では働き手となる男が必要になるわけで。さらに法律が未整備だから、「金さえあれば」ってことで、医者が好き勝手に超音波検査で性別判断をして稼いでいるのだ。

 今度法律が改正されて、「超音波などの装置を使って性別判断をすることが禁止」されるらしい。

 以前旧ソ連圏のベラルーシに留学する友人と「結婚できない中国人の男と外国人と結婚したがっているロシア人女性」を仲介する商売でも始めようなんて冗談で言ってたけどんなぁ・・・。


第6便 尖閣諸島問題でたびたび目にする反日活動家の背中にある文字は・・・ [中国語]

 尖閣諸島の領有問題がニュースを賑わすようになって久しい。いつのまにか日本と中国だけの問題ではなくなり、台湾も加わって、問題は複雑化してしまった。

 日本人と中国人の間では「こんにちは」「今日いい天気だね。」「もうごはん食べた?」と共に「尖閣諸島の問題知っている?」と時候のあいさつとなってしまっている。

 先日テレビのニュース番組で目に付いたのだが、反日中国人活動家が着ている赤色の上着の背には「滾」(日本語の漢字。中国語の簡体字はちょっと違う)という一文字が大きくあった。

 「滾」という単語は様々な意味があるが、ここでは「出て行け!」という意味である。周知のように彼らは「日本人は釣魚島から出て行け!」と主張している訳で、それを漢字一文字で表しているのだ。

 実生活で中国人に「出て行け!」などと言われたことはさすがになかったが、この単語はドラマを観ているとよく出てくる。例えば親の意向に従わない息子に、親は「言うことを聞かないなら、出て行け!」と言うのである。

 中国、旧ソ連、ベトナム、北朝鮮と社会主義国家はスローガンを好んで使う。特に中国語は断定調の意味の単語ばかりだし、日本語で言うと何文字も使わなければならない、長ったらしい意味を漢字一文字で表せる。こんな側面からも社会の性質が分かって、面白い。

 そのニュースの写真を今探しているので、見つかったらアップしまーす。


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第5便 重慶の男の子692万人のうち2万人は立小便ができないらしい。 [中国社会事情]

以下重慶晨報より全文翻訳。 

 昨日、重慶市児童医院泌尿器外科が公表したデーターによると、「重慶市692万人の男子のうち約2万名は尿道が裂けており立小便ができない」とのこと。

 2万人ほどの男の子がこの病を患っているのだ。

 4歳の男子亜康(仮名)もこの病の患者の一人だ。出生から現在まで、亜康は立小便をできないでいる。彼は出生時に重度の尿道裂が発見され、尿道は陰茎の根元で開口してしまっている。女の子同様しゃがんで小便するしかないのだ。今現在亜康は毎年一回児童医院にて尿道の回復手術を受ける為に診断を受け治療を進めている。

 泌尿器外科の李旭良主任教授は言う。
「亜康のような児童は重慶市に2万人前後います。この20年児童医院泌尿器外科は1000余例の手術を成功させ、90パーセントの児童は陰茎が正常に回復し、普通に用が足せるようになりました。」

 環境汚染の影響はあまりにも大きい。

 周知のように男子の尿道が下裂している原因は分泌、環境による要因や染色体異常など様々だ。アメリカでの研究経験がある児童医院魏光輝教授は研究を重ね、環境汚染が児童の尿道下裂の原因であることを証明した。

 前述の李旭良主任教授によると、
「尿道下裂は児童及びその家庭に大きな影響を与えます。尿道が異常に開口していることにより正常に排便ができません。多くの子供がしゃがんでしか小便ができない。子供の心理面での発育に多大な影響を与えています。尿道下裂の子供は陰茎が下方に曲がっており、発育に影響するどころか早期に治療をしないと、成人後の結婚子育てにも影響してしまいます。」

 以上全文訳終了。

 インド人も立小便できないけど、やはり環境汚染が原因なのかな?
 
 良かったー。重慶に留学しないで。だけどバスで4時間の距離の成都に二年も住んでたからやっぱ何か影響あるのかな???留学して帰ってきてから、「デコが広くなった。」「後退した。」って言われるけど原因はもしや!
 しかし重慶は本当に大気汚染が酷い。2回行ったことがあるけど、街は中国の他のどの町よりも汚くて、坂ばっか。長江があるから異常にじめじめしてた。
以前世界都市汚染ランキングを見たことがあるが、1位から20位までほぼ全て中国の都市でした。
 重慶からバスで一日走ればチベットの大自然があるのだ。ギャップが凄すぎる・・・。


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